猫のぬいぐるみを雨の中に置いていく。

笑いを追求しているブログです。

邪悪な龍を倒しに行く話

世界に突如邪悪な龍が現れた。

世界は混沌に満ち、希望が失われ、邪悪な心だらけになった。

 

そこに勇者がいた。

正確には自分で自分のことを勇者と呼んでいるアホなやつがいた。

そいつの名前はアキ。

 

アキは邪悪な龍を倒すつもりだった。

仲間を集めて邪悪な龍のいる神殿まで行くことにした。

 

初めに出会ったのは鎧を着たおじさんだった。

おじさんははぁはぁ息を切らしていた。

 

ア「どうしたんだ?おじさん?」

お「邪悪な龍が恐くて毎日鎧を着て生活しているんだが、体力が持たん」

 

ア「それなら邪悪な龍を倒しに行こう!倒せば毎日鎧を着なくていい!」

お「それもそうだな!倒しに行こう!」

 

鎧を着たおじさんが仲間になった。

 

次に会ったのはヤマンバギャルだった。

ヤマンバギャルは一人でお人形遊びをしていた。

 

ア「どうしたんだ?ヤマンバギャル?」

ヤ「みんな邪悪な龍に殺されて遊ぶ相手がいなくなったの……」

 

ア「じゃあ一緒に邪悪な龍を倒しに行かないか?その後で遊べるし」

ヤ「そうだね…いくよ」

 

ヤマンバギャルが仲間になりました。

 

最後に出会ったのはペンギンでした。

ペンギンは寒そうでした。

 

ア「どうした?ペンギン」

ぺ「邪悪な龍のせいで寒さに弱くなってしまった」

 

ア「それなら一緒に行こう!邪悪な龍を倒しに!暖かくなるぞ!」

ぺ「そうだな、一緒に行くか!」

 

アキは2人と1匹の仲間を集めて邪悪な龍のところへ行きました。

 

邪「何の用だ」

ア「あんたを倒しに来た」

 

邪「そんなことをしなくても負けてやろう」

邪「ハッハッハッハー」

 

邪悪な龍は自分の首を噛んで死んでしまいました。

ア「なん…だと…」

邪悪な龍はピクリとも動かなくなりました。

 

全員びっくりしてしまいました。

おしまい。